スズキクンクンの気持ち

ガールズバー、コンセプトカフェ、JK風リフレ、風俗などの雑感。

リフレ中毒を患った話

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↑の続きを書く前に、リフレ(JK風リフレ)について述べておきたい。詳しい説明は検索すればたくさん出てくるので、そういうのはそちらに譲ります。リフレは経済的事情から僕の主戦場とすることが出来ず、経験不足は否めない。また「グレー」な業態であると思われるため、ちょっと曖昧な記事になるかもしれませんがご容赦ください。

リフレはリフレクソロジーの略。大人の事情で「マッサージ」と名乗れないから、リフレと称しているのかな?

僕が行ったことがあるのはあくまでもJK「風」リフレ(合法的年齢の女性がJKの制服を着ている)であり、ガチJKが働いている店は未経験です。東京都の条例の関係で、ガチJKがいる店は東京から姿を消したらしい。たぶん。表向きは。

 

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時は2014年。STAP細胞について思いを馳せながら池袋サンシャインの裏を歩いていると、ビラを配りながら立っている、JK制服姿の一人の女の子がいた。努めて爽やかに近づいてみた。訊けば、この辺りのマンションの一室で「マッサージ的なこと」をしてくれるらしい。ここのところ非接触型の遊びばかりしていたので、興味本位で入ってみることにした。その子は「うにちゃん」という名前の、磯の香りがするかわいらしい女の子(当時19)だった。

女の子と一緒にマンションのエレベーターで上階に行き、玄関を開けると、ムダに爽やかなイケメン店員がいて、料金システム(※注1)の説明をしてくれた。うにちゃんが配っていたビラと齟齬がないことを確認して、30分3000円を前払いで支払って店内(室内)に入った。

そこにはカーテンで仕切られた半個室がいくつかあり、そのひとつに通された。ほどなく、うにちゃんがやってきて、「マッサージ的なこと」をしてもらった(性的サービスではない)。30分はあっという間だった。僕は「あれ?リフレって別の遊び方もあるのでは?」とひらめいた。

それからこの店にハマるのに時間はかからなかった。コンビニで酒(と、うにちゃんのソフトドリンク)とつまみを買い込み、カーテンで仕切られた半個室で宴を開くようになったのだ。もはや「マッサージ的なこと」はどうでもよかった。モテない自分にとって、ガールズバー(店内)で飲むのとはまた違った刺激がたまらなかったのだ。

そのJK風リフレは、半個室でのリフレサービス以外に「お散歩」というコースもあった。お店に料金を払い、女の子とカラオケや映画館やショッピングなどで、外出が出来るという内容だ。もちろん、ラブホテルなどに行くのはNGだし、女の子に直接お金を渡してはいけないということになっていた。ルール上は。

僕はうにちゃんを焼き鳥屋さんや居酒屋に連れ出し、うにちゃんはソフトドリンク、僕は酒を飲みながら楽しいひとときを過ごした。これはもはやデートである。疑似デート。マンションの半個室での宴(疑似自宅デート)と併せて、モテない僕の自尊心を高めてくれるには充分だった。

ただ、この疑似デートは長くは続かなかった。安月給の僕には料金が高すぎたのだ(※注1)。まあ頻度にもよるんだろうけどさ。うにちゃんに気に入られようと(自己肯定感を高めようと)狂ったように店に通い、疑似デートも見栄をはってだんだん高級な料理屋さんに連れていくようになり、僕の貯金はみるみる減っていった。そして、当時プライベートでせっかく仲良くなった女の子(今後記事にします)と遊ぶのも苦労するくらい金欠になった。本当バカだよね。。。

無い袖はふれないので、仕方なくリフレ遊びから撤退した。いつの間にかその店も潰れていた。

 

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それから4年の歳月を経て、アスリートがオリンピックに再挑戦するように、僕もリフレ遊びに復活を果たした。レジェンド葛西もびっくりであろう。それが2018年9月14日(金)の記事に繋がります。

 

(注1)池袋のリフレは30分3000円、60分6000円など、「10分1000円」が相場かな。(指名するならプラス1000円くらい)。お散歩は90分10000~12000円くらいで、居酒屋等に連れていくならその食事代も当然発生する。

リフレもお散歩も、次にその女の子に予約が入っていなければ「延長」できた。疑似デートが心地良くて、別れがつらくてついつい延長して、お会計が膨らんでいった。90分で終わるデートなんて普通のカップルだったらあまり無いし。

最近思うんだけど、混んできたら放置される可能性もあるコンセプトカフェ(メイドカフェ)は60分2000円。1対1の会話が保証されているガールズバーは40分2000円。半個室で濃密に会話が出来るリフレは上記料金。と、うまいこと出来てるよね。モテない男の財布の奪い合いだよね。